脱毛を大きく二つの種類に分ける場合、一時的な効果しか得られなくて再生してくる方法と、ムダ毛が再生してこなくなる方法とがあります。
どのような効果を求めるのかによって選ぶべき手段が変わってきますので、まずはこの差について考えてみる必要があります。
一時的な効果で良い場合、セルフケアが中心です。毛抜きやテープ、ワックス、ローラー回転式の機器が主な手段であり、抜く時には少し強い痛みを伴います。
健康に生えているムダ毛を抜いているわけですから痛みを伴うのは当然のことであり、抜いた後に毛穴が開いてしまうことも多いようです。
専門の施設でも一時しのぎの方法は導入されており、ワックスは美肌効果があると評判です。
自宅用のワックスとは少し成分が異なり、発毛を抑制する効果が得られるものも多くなっています。
剥がす時にはムダ毛だけでなく肌の表面を一緒に取り除きますので、ターンオーバーの遅れがちな肌に最適です。
何度も繰り返しているうちにトラブルを含む肌細胞をどんどん取り除くことができますので、トラブル肌の改善にも効果的です。
ムダ毛の生成をストップさせる場合は、現在光やレーザーを照射する方法が主流です。
以前から行われているレーザー脱毛も優秀な方法ではあるのですが、時間がかかり過ぎる上に痛みが強いということで最近では光やレーザーを照射するタイプの人気が高くなっています。
時間がかかる種類の施術は単純に時間の確保が難しいというだけでなく料金も高額になりますので費用面での負担が大きくなります。
部分的な処理ならまだ良いのですが、全身の処理となると莫大なお金がかかることになりますので現実的ではありません。
光やレーザーを照射する方法はしばしば比較されます。どちらも優秀であり、異なるメリットがあります。
光はサロンで行われており、照射される光の出力は弱めです。
弱めの出力では毛根にある毛母細胞や毛包に与える影響も小さくなりますので効率はやや劣りますが、肌への負担は小さくなりますし、痛みもほとんど感じません。
これが初心者でも利用しやすいと言われている所以であり、それまで様々な方法を試してきたが痛みや肌への刺激等で断念したという場合でも利用することが可能です。
レーザー脱毛は医療機関で行われていますので少し刺激は強くなりますが、その分効果は高くなります。
光脱毛と比べると少ない回数で終えることができますので効率はかなりアップします。
